品質
品質は
品:いろいろなモノ・モノの等級や格差
質:なかにつまっているもの
なので、“モノの良し悪しの評価”という意味で日常では使われることが多い。
しかし、品質は元々クオリティー(Quality)の訳語として作られた言葉である。ちなみにQualityの語源はqualitasでその意味は「性質・特性」であり、明治時代当初は品質ではなく本質・特質・性質と訳されることが多かったそう。
I S O9000の定義(1999年改訂)では品質は「本来備わっている特性の集まりが、要求事項を満たす程度」と定義されるなど、現在ではクオリティー本来の意味で使われる。
したがって、品質はモノの良し悪しの評価以外にもお客が何を求めているのかによって様々な評価があることになる。コンサルティングの現場では、この言葉を「お客がほしいと思う、製品・商品の特質」と説明している。
端的に言えば、品質が高いとは“お客のニーズを満たしている”ということである。