顧客満足
カスタマーサティスファクション(Customer Satisfaction)の訳語、通常CSと略される。
ちなみに、Custom(習慣・慣習)+er(人)=習慣的に訪れる人であり、顧客=顧(目をかけて大切にしてくれる)+客(よそから来た人、居候)であり、転じて、商売上贔屓にしてくれる存在という意味の言葉。
なお、Satisfactionは「満足・喜び」と訳されるが動機付けやマーケティングを考える際には、「満足」と「喜び」は別に考える必要がある。
なぜなら、満足は「望みが達せられて不平のないこと」を意味する言葉であり外発的動機付けが満たされた際に起こる感情であり、「喜び」は内発的動機付けが達成された際に起こる感情だからである。この二つの最大の違いは、その欲望が満たされ「満足」するとその欲望は解消されなくなってしまうのに対し、その欲望が達成され「喜び」を感じるとさらにその欲望は強くなることにある。