経略
意味は「四方の敵を平定し、天下を治めること。また、国を治めること。(大辞林)」である。
ここで“経”とは「そうあるべき(物事の)正しい筋道、時代をたてに貫いて伝わる不変の道理を通すこと。転じて物事の大筋をたてて処理をする、管理をする。」と言う意味である。いわゆる一本筋を通すというときの“筋”である。理念・哲学・原理という意味合いが強い言葉である。そして、“略”は「(横断的に)筋道を考える」ことである。どうやったら実現できるか見通しをたて、手順を考えることと言える。国家を治めるとは、通すべき縦の筋道が明確にし、横の筋道(現実への対応策)を考慮することなのだろう。
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