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 資本(capital)

事業の元手となる金。また、比喩的に仕事や生活を維持してゆく収入の元となるものをいう。(大辞林)。 経済学と会計とでは意味が違う言葉。経済学の分野では運用形態としての資産及び資金を指すことが多いのに対し、会計の分野では、調達源泉(特に自己資本)を指して言うことが多い。

 コスト(cost)

商品や製品を生産するために費やされたモノ。原価。生産費 物の値段     (大辞林) コストの原義は(犠牲を伴う)代価、代償。 同じ言葉でも、会計の分野とマーケティングの分野で意味が違うことがあるが、コストもそうである。 会計用語としてのコストは“原価”という意味で使われる。ちなみに原価とは“製品の生産。販売に要した費用を単位あたりに計算した価(大辞林)”である。つまり、製品一個当たりに費やされた金額のことである。 一方マーケティングの分野では原義の“代価・代償”の意味合いが強い。それを得るために犠牲にしたもの全てが対象となるので、お金意外にも費やした時間や心理的負担といったものもコストに含まれる。

 管理(control)

「よい運営状態が保たれるように取り仕切ること」(ベネッセ表現読解国語辞典) 管理という言葉自体は管轄辨理(かんかつべんり:与えられた権限によって一定範囲を支配すること)から生まれ、日本でも江戸時代から使われている。 管:司る、枠をはめた中のものを取りまとめる。 (漢字源) 理:納める。きちんと筋道をたてる。 (漢字源) 経営の現場では、コントロール(control:支配、統制、抑制など)の訳語として使われるようになった。 なお、最近は管理という言葉に変わってマネジメントが使われるようになったが、管理≒マネジメントではない。 なぜなら”管理”が一定の状態を保つという意味合いが強いのに対し、”マネジメント”は逆に状況に対応し最適になるよう自分の状態を変化させるという意味合いが強い言葉だからである。。 これは品質管理を意味合いがTQCからTQMへ変化したことを考えると分かりやすいだろう。 TQC(トータルクオリティーコントロール)⇒一定の品質を保つこと TQM(トータルクオリティーマネジメント)⇒ニーズに合わせ品質を変えて行くこと 当然、“管理職”と“マネジメント職”では求められる役割は違っており、部下への教育の仕方や指示の出し方は変わってくる。 関連:マネジメント ガバナンス

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