STP分析
S T P分析のS T Pとはセグメンテーション(Segmentation)・ターゲティング(Targeting)・ポジショニング(Positioning)の頭文字をのことである。
売れるためには事業機会の可能性の高い市場を探さすために状況(当社を取り巻く環境、市場)を分析する(セグメンテーション)。そして事業機会の可能性の高い市場を見つけたのなら、次に買ってくれそうなお客が誰か、どんな人物像で、そして買ってくれるにはどんな存在としてお客に認識されなければならない(ターゲティング)。そしてターゲットにどんな存在として提案するべきなのかを決める(ポジショニング)。
STPが決まったのち、具体的にお客を購買行動に誘うための仕掛け(4P:商品開発・価格設定・流通経路の設定・宣伝等具体的な提案方法)を決定するというのがマーケティングの基本的な考え方である。
教科書的には、S T P分析でどんなターゲットで、ウケるためにはどんな価値(メリット)を提供するべきなのかを決定し、それから商品企画などを考えるという流れになる。が中小企業様の相談の多くは、先に商品がありこれをどう売っていくのかというものである。なので、商品の特徴からメリットを想定し、そのメリットに高い価値があると考える人物像はどんな人で、その人はどんなグループに属しているかとP T Sと逆に考えることが多い。
S T P分析で一番重要なのはポジショニングを考えることである。
関連する言葉:セグメンテーション ターゲティング ポジショニング ジオグラフィック デモグラフィック サイコグラフィック アクティビティ